車のボディをきれいに保つために、洗車機を利用する人は結構います。筆者もその一人です。
「洗車後にワックスはかけたほうがいいのか」「ワックスと撥水のどちらを選ぶべきか」といった洗車の方法に悩むことがあります。 また、「撥水洗車とワックス洗車はどう違うのか」「ワックス洗車の頻度はどのくらいが適切なの」か疑問に思う人も多いいのではないでしょうか?
洗車機のコース選びに悩む人も多いでしょう。 同様に、「シャンプーのみのコースではどうなのか」「ワックス洗車のあと拭き上げは必要なのか」といった点も、実際に使ってみると気になるものです。
選択肢が多いと悩むのも世の常かもしれません。この記事では、洗車に関しての疑問を持つ方に向けて、洗車機の実際のワックス効果や、ワックスと撥水の違い、各コースの特徴や選び方について詳しく解説します。 初心者の洗車機の使い方をわかりやすく、効果的な洗車のコツや注意点を述べてみます。
✅洗車機のワックス効果がどの程度持続するのか
✅撥水洗車とワックス洗車の違いと選び方
✅洗車機のワックス洗車をする適切な頻度
✅洗車機コースの特徴とおすすめコースの選び方
ではさっそく、見ていきましょう。
洗車機のワックス効果はどれくらいある?

✅洗車機でのワックスは効果があるの?
✅洗車したらワックスしたほうがいい?
✅撥水洗車とワックス洗車どっちがいい?
✅洗車機でワックス洗車をする頻度は?
✅洗車機のワックス拭き上げは必要ですか?
洗車機でのワックスは効果があるの?
洗車機のワックスって効果あるのかなって思うけど…
— 鳳タケル (@ootoritakeru) May 13, 2022
4月の終わりにティアラコートってちょっと高級なので洗車したけどまだ水はじきする! pic.twitter.com/k6WD73vs66
洗車機のワックスコースには一定の効果がありますが、手作業でのワックスがけと比較すると持続力や仕上がりに差が出ることが特徴です。
洗車機で使用されるワックスは、水とともに噴射される液体ワックスが一般的です。 このタイプは短時間で車全体に均一にコーティングできるため、手間をかけずに簡単にワックス効果が得られます。
そのため、ワックスの効果を持続的に維持したい場合は、洗車機のワックスに頼るだけでなく、定期的に手作業でのワックスがけを行うのが大事です。
また、洗車機のワックスは施工後にムラになったり、汚れが付着しやすくなったりすることがあります。そのため、ワックス洗車をした後は、しっかりと拭き上げることで仕上がりを良くし、効果をより長くさせることができます。
つまり、洗車機のワックスは手軽に使えるもの、長く維持させるには追加の作業が必要です。手作業のワックスが面倒な場合でも、洗車機のワックスを活用しながら、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
洗車したらワックスしたほうがいい?
S660のワックス掛け
— SAZI🚗FL5納車待ち3年目 (@sazzzriiina) January 30, 2025
今日はシュアラスターの赤缶 pic.twitter.com/ezWHoIp5pg
基本的に、車を洗った後にはワックスをかけたほうが車のボディを保護し、艶を維持しやすくなります。 特に、紫外線や雨、汚れから車を守るためにはワックスのコーティングが役立ちます。
ワックスには、撥水効果や防汚効果があるため、ボディに付着した水滴が流れやすくなり、汚れが落ちやすくなります。また、ワックスによって塗装面が滑らかになり、ツヤが出て美しい仕上がりになります。
ただし、毎回の洗車には必ずワックスをかける必要はありません。 ワックスの効果は一定期間持続するため、施工回数が多すぎると逆にムラが出たり、余計なワックスが汚れを引き寄せる原因になることもあります。 そのため、一般的には1~2ヶ月に1回程度が最適です。
また、ワックスをかける際には、ボディがしっかり乾いていることが重要です。 水分が残っていると、ワックスが均一に塗れず効果が落ちる可能性があります。
このように、洗車後のワックスがけは車の美観や保護に役立ちますが、正しい頻度と施工方法を意識することでより効果的に活用できます。
撥水洗車とワックス洗車どっちがいい?
お!撥水洗車とAZの撥水効果でとるなぁ✨さて、仕事行くか。 pic.twitter.com/m9gUf3uu6g
— ポンコツクマ (@kuma88kai) July 17, 2022
撥水洗車とワックス洗車はどちらも車のボディを保護し、美観を維持するための方法ですが、それぞれの特徴が違います。どちらを選ぶのが良いかは、車の使用状況やメンテナンスの手間を考慮することが大切です。
撥水洗車は、ボディに撥水コーティングを施し、水を弾く効果を高める洗車方法です。 雨が降ると水滴が玉状になりやすいため、ウォータースポットができやすくなります。 しかし、汚れが落ちやすいため、日常的なメンテナンスが楽になるのがメリットです。
一方、ワックス洗車はボディ表面にワックス成分を塗布し、艶を出すとともに軽い保護膜を作る洗浄方法です。 塗装面のツヤを形成し、美しい光沢を得られる点が特徴です。 また、ワックスには油分が含まれているため、塗装の保護にも役立ちます。
どちらを選ぶかは、車の使用状況によって違ってきます。例えば、雨が多い地域やよく走る場合は、撥水洗車を選ぶとボディの汚れを軽減しやすくなります。
洗車機でワックス洗車をする頻度は?
洗車機なう。
— ハギワラエイイチ(bigbody) (@bigbody1990) November 3, 2022
この車を新車で購入してから15年。1度も手洗いはしたことない(^^;
ずっと屋根のないところに止めているけど色の大きな退色とかないし塗装の傷みもない。
月に一度のワックスコーティング洗車で効果あるんだな。 pic.twitter.com/oED6kJIhBx
ワックス洗浄の頻度は、車の使用状況や保管環境によって異なりますが、一般的には1〜2ヶ月に1回程度が目安とされています。
ワックスには塗装を保護する役割がありますが、時間経つと効果が薄れ、汚れがつきやすくなります。 特に、雨や日光に頻繁にさらされる車は、ワックスの持続力が短く、それなりの頻度での再施工が必要です。
ただし、あまり頻繁にワックス洗車をすると、ワックスの層が厚くなりすぎ、ムラができたり、汚れを引き寄せる原因になる場合があります。
また、洗車機の種類やワックスの成分によっても持続期間が変わります。 一般的な洗車機のワックスコースは、簡易的なコーティングが施されるものが多く、持続期間は2週間〜1ヶ月程度と短めです。 これに対し、高品質なコーティングを提供する洗車機の場合は、より長く効果を維持できることもあります。
さらに、ワックス洗車後の拭き上げも効果を維持する上で重要なポイントです。 しっかりと拭き上げをしないとワックスが均一に広がらず、効果が持続しにくいです。 ワックス洗車をする際は、仕上げの手間も考えながら適切な頻度で行うことが大切です。
洗車機のワックス拭き上げは必要ですか?
続けます。もちろん洗車ワックスシートの「フクピカ」ならではの、水滴を吸い取って拭き上げながらワックスの効果でつやつやになり、ピンピンに撥水します。洗車機を使った後に拭き上げクロス代わりにぜひご活用ください。ボディ以外にもガラスやミラーにも使えることもあわせてお伝えしておきたいです pic.twitter.com/ulxjJ87MDl
— ソフト99コーポレーション【公式】 (@SOFT99_PR) June 29, 2023
洗車機でワックス洗車をした後、拭き上げをするかどうかは、仕上がりの質やワックスの効果に影響します。基本的に、拭き上げは推奨されると考えてよいでしょう。
洗車のワックスコースでは、機械がボディ全体にワックスを均一に塗りますが、ムラができることがあります。 特に、余分なワックスが水分と一緒に残ってしまうと、乾燥すると白い斑点(ワックスの跡)が残ることがあり、美観を損ねる原因になります。
また、拭き上げを行うことで、ワックスがしっかりとボディに密着し、効果が維持しやすくなります。 水分が残っている状態ではワックスが十分に乗らず、せっかくのコーティング効果が十分に発揮されないことがあります。
しかし、拭き上げない場合でも、簡易的なワックスの効果は得られます。
洗車機のワックスの拭き上げをするかどうかは、仕上がりの品質をどこまで求めるかによって変わりますが、しっかりと拭き上げを行うことで、ワックス効果の持続や美観を維持しすくなります。
洗車機のワックス効果と他のコースの違い!

✅洗車機シャンプーのみとワックスの違い
✅洗車機撥水コースとの比較
✅洗車機おすすめコースはどれ?
✅洗車機でコーティングするのはやめたほうがいいですか?
✅洗車機のワックス効果は持続する?撥水との比較:まとめ
洗車機シャンプーのみとワックスの違い?
洗車機のコースには「シャンプーのみ」と「ワックス洗車」の2種類がありますが、それぞれの目的や効果が異なります。
シャンプーのみの洗車
シャンプー洗車は、主に車の表面の汚れを落とすことを目的としています。泡や洗剤の力で砂ぼこりや泥、排気ガスによる汚れなどを洗い流します。
メリット
- 余計なコーティングをせず、短時間で手軽に車を洗える
- コストが安く、頻繁に車を洗いたい人に向いている
- これまでコーティングを施している車に適している
デメリット
- ボディの保護効果がないため、すぐに汚れが付きやすい
- 撥水効果がないため、雨水が体に残りやすく、水アカやシミの原因になる
- ツヤが出ず、見た目の美しさが際立たない
シャンプー洗車は「とにかく汚れを落としたい」「ワックスやコーティングを別途施している」という場合におすすめです。
ワックス洗車
ワックス洗車は、シャンプー洗車に加えて、ワックス成分を車のボディに塗布し、保護膜を作るのが特徴です。
メリット
- ワックスの薄い被膜が車の表面を保護し、紫外線や汚れの付着を防ぎます
- 撥水効果が得られ、雨が降っても水アカの発生が少ない
- 洗車後のツヤが増し、見た目が美しくなる
デメリット
- 効果が長く持続するわけではないため、定期的に車を洗わないと効果が落ちる
- ワックス成分が均一に塗布されない場合、ムラになることがある
- コース料金がシャンプーのみよりもやや高い
ワックス洗車は「洗車後すぐにボディを保護したい」「ツヤや撥水効果を求める」という人に向いています。
どちらを選ぶべきか?
・短時間で手軽に車を洗いたい →シャンプーのみ
・ボディの保護や撥水効果が欲しい →ワックス洗車
・コーティング済みの車 →シャンプーのみが適している
・ワックス効果を維持したい →定期的なワックス洗車が必要
洗車機を利用する際は、車の状態や仕上がりに応じて、適したコースを選ぶことが大切です。
洗車機撥水コースとの比較
洗車機の撥水コースも中々すげぇのな pic.twitter.com/xmY2KHvYM8
— あおさん (@Aosan_8dz) June 19, 2021
洗車機にはいろいろなコースがありますが、「撥水コース」と「ワックスコース」は特に人気が高い選択肢です。どちらを選ぶべきかは、目的や求める結果によって異なります。
撥水コースの特徴
撥水コースでは、ボディの表面に撥水成分を付着させることで、雨水を弾きやすくする効果があります。水滴が滑り落ちるため、ウォータースポットの発生を抑えやすくなるのがメリットです。
メリット
- 雨水が弾きやすく、水アカがつきにくい
- 乾燥が早く、拭き上げの手間が軽減される
- 撥水効果が持続しやすい
デメリット
- ツヤ感はワックスより劣ることがある
- 撥水成分が徐々に薄くなっていくため、定期的なメンテナンスが必要です
ワックスコースとの違い
ワックスコースは、ボディにワックス成分を塗布することで、ツヤを出しつつ汚れを防ぐ効果があります。撥水コースと比較すると、ワックスの保護膜が厚めに形成されるのが特徴です。
ワックスコースの特典
- 輝きが増し、車の見た目が美しくなる
- 汚れの付着を軽減し、洗車後のきれいな状態が比較的長く続く
ワックスコースの扱い
- 撥水コースよりも撥水効果は弱め
- 均一にワックスが塗布されないとムラになりやすい
どちらを選ぶべきか?
・撥水効果を重視したいなら→撥水コース
・光沢を求めるなら→ワックスコース
・コーティング済みの車なら→撥水コースの方が相性が良い
それぞれのコースには特徴があるため、車の状態や目的に応じて選ぶことが大切です。
洗車機おすすめコースはどれ?
でも最近の洗車機の洗車した後ってすごいんだな
— シロップ (@monsirop) September 6, 2016
(おすすめコース選んだせいなのかよくわからないが)車ツルッツルになったわ
洗車機のコースは色々な種類があり、どれを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。 選ぶポイントは、「汚れの度合い」「仕上がりの美観を求める」「コーティングの施工」の3つです。
基本の洗車コース
- シャンプー洗車コース
→比較的シンプルで、ボディの汚れを落とすだけのコース。時間も費用もリーズナブルですが、保護効果はありません。 - 撥水コース
→効果的に撥水し、雨の日の汚れを防ぐコース。 乾燥が早く、拭き上げの手間も軽減されるため、日常的な洗車に向いています。 - ワックスコース
→ツヤを出したい人向けのコース。ワックスの皮膜がボディを保護し、汚れの付着を軽減するが、撥水コースほどの撥水効果は期待できません。 - コーティングコース(ガラスコーティングなど)
保護効果を得られるコース。 価格は高めですが、定期的に施工することでボディの状態を維持しやすくなります。
どのコースがおすすめですか?
・普段の簡単な洗車なら → 撥水コース
・ツヤを出したいなら → ワックスコース
・コーティング済みの車なら → シャンプーのみ or 撥水コース
・しっかり保護したいなら → コーティングコース
車の使用環境やメンテナンスの頻度を考慮して、最適なコースを選ぶことが重要です。
洗車機でコーティングするのはやめたほうがいいですか?
洗車機のコーティングコースは、手軽にボディを保護できる手段の一つです。 ただし、本格コーティングと比べて耐久性や効果に違いがあるため、状況によってはおすすめできない場合もあります。
洗車機コーティングの特徴
洗車機で施工されるコーティングは、主に撥水系の簡易コーティングです。 ボディ表面に軽い撥水膜を形成し、水を弾きやすい効果があります。 なお、ガラスコーティングやセラミックコーティングのような優れた保護効果は期待できません。
メリット
- 手軽に施工できる(洗車すぐコーティング可能)
- 値段が安い(専門店のコーティングよりも低コスト)
- 一定の撥水効果が得られる(水撥ねによる汚れ防止)
デメリット
- 耐久性が低い(数週間~1ヶ月程度で効果が薄れる)
- 塗布ムラができる可能性がある(機械による均一性の限界)
- ブラシの摩擦で他のコーティングを傷めることがある
洗車機コーティングを避けたほうがいいケース
洗車機でのコーティングが向かない場合もありますので、以下のような場合は別の方法を検討すればよいでしょう。
- 本格的なコーティングを求めている場合
→専門店のガラスコーティングやセラミックコーティングは、数年単位で効果が持続するが、洗車機のコーティングは簡易施工のため、耐久性が大きく異なります。 - 高品質なコーティングを施工済みの車
→ガラスコーティング済みの車に洗車機のコーティングを行うと、既存の被膜が悪影響を及ぼす可能性があります。 - 新車や高級車でボディの状態を維持したい場合
→ 洗車機のブラシやローラーによって細かい傷が発生するため、新車や高級車は手洗い洗車+専門的なコーティングのほうが適している。
洗車機コーティングが向いている場合
すべての人の車が洗車機コーティングがNGなわけではありません。以下のような人には適した選択肢となります。
- 手軽に撥水効果を得たい人→ 頻繁に車を洗う人なら、簡易の撥水効果でも十分活用できる。商業車など
- コーティングに高額な費用をかけたくない人→ガラスコーティングは高価なため、簡易的にボディを保護したい場合に有効
- 定期的に車を洗車する人→効果が一時的ではあるが、こまめに車を洗うならメリットが活かせる。自家用車を通勤に使う人など
結論:状況に応じて選択することが重要
洗車機のコーティングは、とりあえず「簡易的なコーティング」として考えるのが正しいです。
しっかりとした保護を求める場合は、専門店のコーティングや手洗いによるワックス・コーティングを検討したほうが良いでしょう。
手軽に撥水効果を得たい場合には、洗車機コーティングも十分に活用できます。
洗車機のワックス効果は持続する?撥水との比較:まとめ
洗車機のワックス効果は持続する?撥水との比較とおすすめコースを解説!をまとめてみました。
・洗車機のワックスは手軽だが持続力は短い
・液体ワックスが主流で均一に塗布される
・手作業のワックスよりツヤや耐久性は劣る
・拭かないとムラや汚れの原因になる
・ワックスの効果を持続させるには定期的な手作業が必要
・ワックス洗車は撥水効果もあるが、撥水コースより弱い
・ワックス洗車は雨や紫外線の影響を軽減できるが完全な保護にはならない
・コーティング済みの車にはシャンプー洗車の方が適している
・ワックス洗車を頻繁にすると汚れがつきやすくなる
・1~2ヶ月に1回程度のワックス洗車が適切である
・撥水コースは水はけは良いがツヤはワックスの方が上
・ワックスコースは簡単なボディ保護には向いている
・洗車機のワックスは手作業に比べてムラが出やすい
・ボディをしっかり守るなら専門店のコーティングをおすすめ
・手軽に車をキレイに楽しみたいなら洗車機ワックスを活用する一つの選択肢
最後まで目を通してくれてありがとうございました。